海江田さん、結構まともな台詞を言っていたと思うのですが・・・。
思いっきりガッカリです。
結局、民主党って全滅なのか・・。
枝野さんだけは、期待したいが・・・。
--------
「海江田大臣、偽りの更迭人事 経済産業省は『役人天国』」
経済部/吉野 実
民主党が公約としながら、事実上放棄してしまったものに「官僚の天
下り禁止」がある。先の衆院選で、鳩山前総理が「天下りをやめさせ
るんです」「無駄遣いをやめさせるんです」と、意気軒昂に叫んでいた
街頭演説を、覚えている方も多いだろう。
国民は天下り防止だけを期待したのではなく、官僚をコントロール下
に置き、真に国民に奉仕する組織にしてくれることを望んで民主党に
一票を投じたに違いない。しかし、結果はさにあらず、これでは偽りを
もって政権を取ったと批判されても致し方ないだろう。
ところで最近、民主党「公約違反」に止めを刺すような「事件」が起き
た。経済産業省の松永和夫事務次官、寺坂信昭原子力安全保安院
長、細野哲弘資源エネルギー庁長官3幹部の「偽りの」更迭人事が
それである。
3月11日の震災と福島第一原発事故以降、実は経済産業省では、た
だの一人も減給や降格の処分は受けていない。それどころか、昇給
凍結すら行われていないのが現状だ。事故では、多くの方々が故郷
を追われている。未だに避難所生活を強いられている方々も相当数
に上るにも関わらず、である。
一方で東京電力は深刻な経営危機に直面し、人員削減、人件費カッ
ト、資産売却など徹底的なリストラを迫られている。それなのになぜ、
経済産業省だけが蚊帳の外なのだろうか。このため海江田大臣が
ケジメとして、いつ処分に踏み切るか注目されていた。
だから8月上旬に海江田大臣が「人事権者は私」と前置きした上で、
自信満々に3幹部更迭を含めた人事を発表した際は、少しはケジメが
つけられるのかと期待もした。
しかし午前の会見では具体的な人事発表は後回しにされた。そして
人事発表はなぜかカメラなしを条件に、大臣室でこっそり行われた。
しかも配布資料を見る限り、いずれも「経産省正統」の順送り人事で
ある。その点に質問が及ぶと、海江田大臣は「だれが更迭といいまし
たか」と否定する始末。この段階でこの人事には、懲罰的な意味合い
がないことが明らかになる。
本来ならもう1~2年は続けられた職を解任されたのだから、懲罰と同
じではないか、という意見もあるだろう。だが取材を続けるうちに、そこ
にもカラクリがあることが明らかになる。
今回の人事は懲戒処分に当たる「罷免」ではないので、きちんと退職
金は支給される。通常、任期途中で更迭される役人は、依願退職、
つまり自己都合退職扱いとなるのが一般的だが、この三人は「勧奨
退職」扱いとなった。
勧奨退職なら、自己都合より2割前後高い退職金が支給される。記者
の試算では、1100万円以上も上乗せされる計算となる。この事実は
テレビ朝日の独自ネタとして報道させていただいた。
今回の人事の下図を書いたのは、松永前次官とされるが、最終的に
それを承認したのは「人事権者は私」と強調していた海江田大臣に
他ならない。いったい、こんな人事を誰が納得するのだろうか。
大臣と松永氏以下の幹部3人は、福島第一原発事故で被害にあわれ
た方々の前で、自信を持って説明してみろと言いたい。せいぜい石を
投げられるのがオチだろうが。
松永前次官退任の夜、経済産業事務次官室では、松永、安達新旧
次官と官僚、そして一部メディアが参加した祝宴が開かれたようだ。
この席で松永次官らは「メディアが退職金報道をしたから、退任会見
の際、2人立ち上がって謝罪するのをやめた」などと、恥じ入る様子も
なく語っていたという。
全くもって馬鹿げた話である。経済産業省の病根は限りなく深い。
今後もきっちり監視していこう。(了)
た。経済産業省の松永和夫事務次官、寺坂信昭原子力安全保安院
長、細野哲弘資源エネルギー庁長官3幹部の「偽りの」更迭人事が
それである。
3月11日の震災と福島第一原発事故以降、実は経済産業省では、た
だの一人も減給や降格の処分は受けていない。それどころか、昇給
凍結すら行われていないのが現状だ。事故では、多くの方々が故郷
を追われている。未だに避難所生活を強いられている方々も相当数
に上るにも関わらず、である。
一方で東京電力は深刻な経営危機に直面し、人員削減、人件費カッ
ト、資産売却など徹底的なリストラを迫られている。それなのになぜ、
経済産業省だけが蚊帳の外なのだろうか。このため海江田大臣が
ケジメとして、いつ処分に踏み切るか注目されていた。
だから8月上旬に海江田大臣が「人事権者は私」と前置きした上で、
自信満々に3幹部更迭を含めた人事を発表した際は、少しはケジメが
つけられるのかと期待もした。
しかし午前の会見では具体的な人事発表は後回しにされた。そして
人事発表はなぜかカメラなしを条件に、大臣室でこっそり行われた。
しかも配布資料を見る限り、いずれも「経産省正統」の順送り人事で
ある。その点に質問が及ぶと、海江田大臣は「だれが更迭といいまし
たか」と否定する始末。この段階でこの人事には、懲罰的な意味合い
がないことが明らかになる。
本来ならもう1~2年は続けられた職を解任されたのだから、懲罰と同
じではないか、という意見もあるだろう。だが取材を続けるうちに、そこ
にもカラクリがあることが明らかになる。
今回の人事は懲戒処分に当たる「罷免」ではないので、きちんと退職
金は支給される。通常、任期途中で更迭される役人は、依願退職、
つまり自己都合退職扱いとなるのが一般的だが、この三人は「勧奨
退職」扱いとなった。
勧奨退職なら、自己都合より2割前後高い退職金が支給される。記者
の試算では、1100万円以上も上乗せされる計算となる。この事実は
テレビ朝日の独自ネタとして報道させていただいた。
今回の人事の下図を書いたのは、松永前次官とされるが、最終的に
それを承認したのは「人事権者は私」と強調していた海江田大臣に
他ならない。いったい、こんな人事を誰が納得するのだろうか。
大臣と松永氏以下の幹部3人は、福島第一原発事故で被害にあわれ
た方々の前で、自信を持って説明してみろと言いたい。せいぜい石を
投げられるのがオチだろうが。
松永前次官退任の夜、経済産業事務次官室では、松永、安達新旧
次官と官僚、そして一部メディアが参加した祝宴が開かれたようだ。
この席で松永次官らは「メディアが退職金報道をしたから、退任会見
の際、2人立ち上がって謝罪するのをやめた」などと、恥じ入る様子も
なく語っていたという。
全くもって馬鹿げた話である。経済産業省の病根は限りなく深い。
今後もきっちり監視していこう。(了)